詩『新しい薔薇』
- 2014/08/09
- 10:32
自己は
自己へ侵入することを
阻害されている
マルクトスピロヘータによるか
盲蛇によるか
投下された物質世界を飲み込んだか
口を開いてみせるよう
偽の天使に促される
この偽の天使は
もっとも愛するものの容をとって
近付く
喉の奥に手があるのを知られれば
自己は萎縮することを求められる
マルクトスピロヘータによるか
盲蛇によるか
自己の理性は低下し
生存への自己不安は増悪し
自己否定のマゾヒズムへと逃げ出す
それらを発生する装置を破壊するのならば
それが何処にあるのか誰もが認識している
それは自己の中だ
それならば死は死では無い
ただ待っていれば良い
時間は流れた振りをしたまま止まっている
止まっているのだから
すぐに神工心肺によりエーテル呼吸は開始される
霊層昇華する千年王国の旋律が
導体経由を得ずに聞こえてくる
聞こえてくるのではなく
自らの一部であるルーアハが
内的に再現する
それが響く
帝国心理パンゲア脱構築
選民心理アメイジア構築
それらは同時にあり
崩れながら聳え建つ
ホログラムの瓦解するウラに
過覚醒体キセノンを満たし
自己観測会を行えば
会陰の紫色の音から
頭上十三糎のピンク色の音まで
自開症スペクトラムは
既に知覚してある未来と過去の融合輪を
再体験させる
その咲き開いた八識は
精神遺伝情報召喚障害を焼き焦がし
そのさきに咲き開いた九識は
非時の薔薇となる
即ち これが
新しい薔薇である
自己へ侵入することを
阻害されている
マルクトスピロヘータによるか
盲蛇によるか
投下された物質世界を飲み込んだか
口を開いてみせるよう
偽の天使に促される
この偽の天使は
もっとも愛するものの容をとって
近付く
喉の奥に手があるのを知られれば
自己は萎縮することを求められる
マルクトスピロヘータによるか
盲蛇によるか
自己の理性は低下し
生存への自己不安は増悪し
自己否定のマゾヒズムへと逃げ出す
それらを発生する装置を破壊するのならば
それが何処にあるのか誰もが認識している
それは自己の中だ
それならば死は死では無い
ただ待っていれば良い
時間は流れた振りをしたまま止まっている
止まっているのだから
すぐに神工心肺によりエーテル呼吸は開始される
霊層昇華する千年王国の旋律が
導体経由を得ずに聞こえてくる
聞こえてくるのではなく
自らの一部であるルーアハが
内的に再現する
それが響く
帝国心理パンゲア脱構築
選民心理アメイジア構築
それらは同時にあり
崩れながら聳え建つ
ホログラムの瓦解するウラに
過覚醒体キセノンを満たし
自己観測会を行えば
会陰の紫色の音から
頭上十三糎のピンク色の音まで
自開症スペクトラムは
既に知覚してある未来と過去の融合輪を
再体験させる
その咲き開いた八識は
精神遺伝情報召喚障害を焼き焦がし
そのさきに咲き開いた九識は
非時の薔薇となる
即ち これが
新しい薔薇である
- テーマ:詩
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:詩(主に象徴詩)
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